仕事を変わることで、収入がアップし人間関係も円満で、すべてがプラスに作用するというケースばかりではありません。
企業が良いことばかりを求人票に書いてアピールしても、実際に入社すると面接で言われたことと実情が異なるといったことは珍しくはないようです。
例えば、収入面に関して求人票に書いてあった額よりかなり少ない額が入社手続きの際に告げられた事例もあります。
入社直前になって「社会人経験が少ない」などの理由で低い給料を提示される事例は、実は珍しくはないのです。

また、転職先を決める前に退職してしまう場合は、非常にリスクが高くなります。
誰でもすぐに転職先が決まるとは限りません。
人によっては転職活動でまったく良い返事をもらえなかったために、経済的苦境に陥いることもあるかもしれません。
新卒採用と違って基本的に中途採用者には即戦力として期待されるので、期待に沿った仕事ができないと判断されると、新しい仕事は見つけられないでしょう。
そのため、簡単に次の仕事が見つかると考えていると、厳しい現状に向き合うことになるかもしれません。

そこで私がオススメしたいのは、人材紹介会社のコンサルタントを経由して転職活動を行う方法です。
コンサルタントは各業界の求人情報に詳しいだけでなく、求職者のスキルや要望と企業の条件とを客観的に見た上でマッチングをしてくれます。
また履歴書や職務経歴書の書き方をアドバイスしてくれたり、転職の悩みの相談にも応じてくれるので、リスクを減らして転職活動をすることができるでしょう。